20年選手コート。お気に入りの服はいつまで着られる?
今週のお題「自慢の一着」
自慢の一着。
あります。
そんなに気に入ってるわけでもないんですけどね。
高くもないですし。
ブランドも忘れました。
ただ、毎冬着ています。
コートです。
このコートを着ると、
「大人っぽい雰囲気だね」
とよく褒められます。
では、自慢のポイントを言いますね。
『中学生の時に3000円くらいで買ったのに、まだ着ている』
と、いうことです。
。。。
え、別にすごくないですか?
だって、ノーブランドですよ?
もう裁縫ボロボロですよ?
中学生で着てたのに、未だに大人っぽいって言われるんですよ?
昔の素材だから重いですよ?
てか、全然暖かくないです!
ユニクロじゃないのに3000円ですよ?
私、今年34歳ですよ?
『20代→40代』ではなく、
『中学生→30代』ですよ?
毎年夏休みに服の整頓をしているのですが、
毎年そのコートを『捨てる候補の段ボール』に入れています。
その段ボールの中身は、『一年間使わなかったら捨てる』というシステムになっているのですが、
私は毎年冬になると大慌てでそのコートを段ボールの中から探してしまうのです。。
それはもう、禁断症状のように。
流行りすたりのない形なのが良いんですよね。
・襟付きシングル
・膝丈コート
・ピンクベージュ
・裏地が取れる
買った頃はピンク寄りのピンクベージュで、当時は新しい印象のコートだったのですが、
洗濯を繰り返しているうちにベージュ寄りのピンクベージュになりました。
また、パキッとしていた肩がクタっとして着心地が良いです。
経年劣化により、ありそうで無いデザインになったのです。
まさにオンリーワン。
昔、祖母に
「いい(高い)ものを買って長く着るのよ」
と言われた母が、
「バブルの時に買った高い服が、もう着られないし捨てられない」
と言っていたのを聞いて、
「時代に合わせて安い服を買い替えていこう」
と決めた私が、
安い服を20年着ています。。
さぁ、ここからが肝心です。
安い服を長く着る人は沢山いるでしょう。
自慢にはなりません。
去年の冬までは、このコートを着て褒められることがありました。
私がこのコートを着て
「似合うね」
と言われることが、果たして褒められているのか、けなされているのか。
コートは経年劣化につき、くたびれつつも魅力を出している(と思っています)。
ヴァイオリンの名器ストラディバリウスが400年経ってなお輝いているように。笑
成長し、熟しきった後は急激な衰えが待っているでしょう。
私は30歳を過ぎ、急に今まで着ていた他の服が似合わなくなってきたのを感じています。
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中学生の時に背伸びして買った、大人っぽいピンクベージュのコート。
これが若作りと思われるようになったとき、いよいよお別れですね。
次の冬は着られるでしょうか。
発令します!
お気に入りの服を長く着るために、自分を磨きます宣言!
本当は、そろそろお別れしたいと思っているんです。
このままだと、お互いのために良くない。
でも、もう少し付き合ってね😊