学校の先生がコロナに感染したら?
東京の30代女性教員が新型コロナウィルスに感染。
今朝、家を出る直前に目にしたニュース。
リモコンを持ってテレビの電源を消す寸前でした。
一瞬固まりましたが、遅刻してしまいそうだったので、そのままテレビを消し、家を出ました。
歩きながらドキドキしていました。
だって私、
東京の30代女性教員ですから…。
もちろん私のことではありませんが、
人ごとではありません、
「どこの区だろう?」
「校種は?」
と、内容が気になって仕方ありませんでした。
電車に乗り込み、早速スマホで調べました。
・女性は都立の特別支援学校に勤める教員。
児童の濃厚接触者は3人で済んだのですね。
でも、保護者は気が気じゃ無いと思います。
校長先生も。
そして女性教員本人が誰よりも気にしていると思います。
もちろん病状に苦しんでいるのでそれどころでは無いと思いますが、
意識があれば気にしてしまっていると思います。
私だったらとても辛いです。
児童にうつしてしまっているのではないか、という不安が。
申し訳ないという気持ちが。
。。。
6月から分散登校という形で学校が再開されましたが、
感染者数は減っていないので、
不安な毎日が続いています。
同僚の先生とは、毎日のように
「本当に大丈夫でしょうか。誰か感染者が出たらどうするんでしょう。」
「かかったら仕方ないよね。一人出たらまた休校かな…。」
などと、繰り返し話しています。
他の先生方はわかりませんが、私が一番不安に思っているのは、
私が一番最初にコロナにかかってしまった場合
です。
児童や他の教員が先にかかってしまったら、その人のことを心から心配しますし、責める気持ちはさらさらありません。
でも私、小心者なので、
もし自分が一番最初に感染したら、
周りに申し訳なくてたまらなくなると思います。
皆さんはどうでしょう。
学校の先生という職業じゃなくても同じだと思います。
『報道ステーション』の富川アナウンサーは感染2ヶ月後に復帰し、視聴者に謝罪していました。
心苦しかっただろうな、と思います。
私の周りにまだ感染者が出ていないので実感がわかないですが、
このままいくと、私の周りに感染者が出るのも時間の問題だと思います。
その時、私は優しい気持ちでいたいです。
だって、本人が一番辛いですから。
『夜の街』に感染者が多いと聞くと、
「そんなところに行くから」
と少し嫌な気持ちを持つ人もいると思いますが、
やっぱり本人が一番辛いと思うのです。
自衛が大事ですが、一生懸命自衛をしても感染してしまうことがあります。
新型コロナウィルスは脅威です。
感染元を調べないといけないですが、犯人探しではありません。
コロナは脅威ですが、優しい気持ちを持っていたいですね。
発令します。
立ち止まろう、人種差別とコロナ差別。宣言!
アメリカではコロナ渦がまだ収まらない中、
黒人デモが起きています。
一方で、昨日のニュースによると
白人女性警官がマックでの注文も不安に感じているという記事がありました。
負の連鎖が一刻も早く収まりますように。