陣痛は怖くない!痛みを迎え撃とう!
最近、周りが妊娠ラッシュなので、応援することが多くなりました。
初産の場合は何を言っても怖がらせてしまいそうなので、アドバイスを求められたとしても、
「栄養たくさん摂ってね」
「貴重なマタニティライフ楽しんでね」
などの当たり障りないことしか言えませんが、
二人目の妊婦さんには
是非伝えたいことがあります!!
いえ、一人目でもしっかり想像力を持って、今から言うことを信じてくだされば、かなり楽になると思います。
一人ひとりお産は違いますので、絶対というものはないですが、
おそらく私の出産は一人目も二人目も標準的であり、
それにも関わらず、
一人目はメチャクチャ痛くて、
二人目は産後すぐに小走りしちゃうほど元気でした。
私の精神に大きな違いがあったからです。
ですから、これから出産を控えている方は、ぜひ強い心で臨んでいただけたらと思います。
↓私個人の、それも2回きりの経験談ですので、参考程度にお読みください。
出産2度目にしてわかったこと
〜目次〜
①立ち会いは不要
まず前提として言っておきますが、旦那さんの出産立ち会いは、間違いなくお勧めします!
あの壮絶な戦いを見ずに父親を語れないと思うのです。
(↑大袈裟に言っています。立ち会えなくても奥様を労わる気持ちがあれば大丈夫です!)
また、私自身も初めての出産の際には夫に立ち会ってもらい、
『叫ぶ』『当たり散らす』『吐く』『鬼の形相』
という見苦しい姿を全て夫にさらけ出したことで、
初めて妻になれた気がしました。
潔癖症気味の夫は当初、出産立ち会いに難色を示していましたが、
陣痛が来てからは私の『当たり散らし』に耐え、『鬼の形相』も全部受け止めてくれました。
吐いた時も、「上手に吐けたな。」となぜか褒めてくれました。
そして、壮絶な出産直後に、
「ありがとう。お前、すごいよ!」
と言ってくれたのは本当に嬉しかったです。
でも。
一回見てもらえればもう十分です!笑
二人目も当然立ち会うつもりの夫でしたが、出張中に陣痛が来てしまい、残念ながら立ち会うことが出来ませんでした。
子どもは産科病棟に入ってはいけない規則だったので、長男を私の母に預け、私はたった一人で出産を迎えることになりました。
痛みは一人目と同じように痛い。
でも、一人なので叫ぶ気にはなりませんでした。
叫ばないと体力が温存されました。
夫がいないと、助産師さんが頻繁に来て背中をさすってくれます。
夫の10倍上手でした。笑
所詮、出産は孤独。
夫がいると無意識に甘えちゃうみたいです。
②夏でも真冬の靴下と貼るカイロ
妊娠中は『3首冷やすな』とよく言われました。
首と手首と足首です。
二人目の予定日は真夏でしたので、暑すぎて首と手首は全く守っていませんでしたが、足首だけは死守しました。
足首には『三陰交』という大事なツボがあるからです。
妊娠中も毎日靴下を履いていましたが、陣痛室に入ったら早速、真冬のモフモフ靴下に履き替えました。
気のせいかもしれませんが、足が温かいと痛みが和らぎました。
汗まみれでしたが。
ちなみに一人目の時は秋口の出産でしたが、裸足で痛みに耐えていました。
そして、腰には貼るカイロです。
私は普段から生理痛が酷く、真夏でもカイロを腰に当てています。
腰というか、尾骨ですね。
私の場合だけかもしれませんが、尾骨にカイロを貼っても暑いとは感じません。
因みに私は産後の後陣痛の時もカイロを当てようとしましたが、看護師さんに止められてしまいました。
痛みを逃すと子宮の収縮を抑制するとか。
ということは、やはり痛みによく効くということですよね!
真夏でも靴下とカイロ、お勧めです。
③猫のポーズ
一人目の時にマタニティヨガをやっていたのですが、唯一覚えていたのが『猫のポーズ』でした。
なので、二人目の陣痛の時にやってみました。
一人目の時は痛みに耐えられず、ダンゴムシのようにお腹を抱えた姿勢を続けていましたが、これはお産を遅めていたそうです。
『猫のポーズ』はダンゴムシとは真逆で、お腹を反らせた姿勢になります。
途中で様子を見に入ってきた助産師さんが、私の『猫のポーズ』を見て褒めてくれました。
「いいねぇ!その姿勢、お産をぐんぐん進めてるよー!」
実際は痛くてなかなかお腹を開くことが出来ないと思いますが、勇気を出して、お腹を伸ばしてみてください!
④『そーそー』という呼吸法
私が子どもの頃から漠然と描いていた出産の光景は、
「ひっひっふー」
でした。
『吸って、吸って、吐いて』というやつですね。
おそらく色んなドラマや漫画の影響だと思います。
『ラマーズ法』というそうですよ。
私の病院の産前講習では、
「ゆっくり吸って〜、ゆっくり吐く〜」
でした。
でも、私はたまたま陣痛のくる前日にネットで読んでいた『リーブ法』の記事。
たしか『リーブ法』だったと思うのですが、今どの記事を探してもはっきり書いてありませんが、
「そーそー」
と書いてあった気がするんです。
はっきり覚えていませんでしたが、陣痛中になんとなく思い出し、ゆっくり、
「そー、そー、そー」
と声に出して息を吐き続けました。
吸うことよりも吐くことを意識してみました。
途中で入ってきた助産師さんは、
「なんだそりゃ!」
と言っていましたが、私は大正解だったと思っています。
⑤陣痛から逃げない。
最後に、一番大切なことを書きます。
『陣痛から逃げない』
ということです。
一人目の時は、陣痛の波がくるたびに、
「来ないでー😭」
と逃げていましたが、
お産は陣痛によって進むものです。
二人目の時は、
『陣痛の波によって赤ちゃんがゆっくり下りてきて、子宮口が開いたら産まれる』
という流れを知っていたから、
「逃げても仕方ない、向き合うしかない」
と思うことが出来ました。
陣痛の波が来るたびに、
「よし来た!」
「赤ちゃん、一緒に行くよ!」
「カモンベイビー!」
と痛みを迎え入れていました。
そして、分娩台に上がった時は冷静に
「先生、あと何回いきんだら産まれますか?」
と尋ね、
「5回以上はかかるかな。」
と言われましたが、
「じゃあ3回で産みます!」
と、意味不明な宣言をし、
その後 見事に3回の陣痛で産みました!!
イメージって大事😁
これから出産を控えている方はぜひ参考にしてみてください。
素敵なお産になりますように。
発令します!
痛みも素敵な思い出にしよう宣言!
出産に関わらず、人は痛みと共に成長していきますもんね。
↓ランキングに参加しています。応援お願いいたします!