コロナ禍の映画館はまるで特別シート。
久しぶりに映画館へ行ってきました。
私は最近、日テレの『金曜ロードショー』やフジテレビの『土曜プレミアム』にハマっているので、
「映画は古くして家で観るもの」
と言っていましたが、やはり映画館には映画館でしか味わえないものがありますね。
夫に連れられ『コンフィデンスマンJP プリンセス編』を観てきました。
映画館は緊急事態宣言解除後、ステップ2に移行して休業要請が緩和されました。
私はコロナ禍に初めて映画館へ行ったのですが、対策が徹底されていました。
「コロナだし平日だから空いてるかな?」
と思ったら、今日はお盆ということもあり、たくさん人が来ていました。
コロナで遠出できないし外は熱いので、屋内施設に人が集まるのかもしれません。
しかし、席が埋まっていたのにはもう一つ理由があります。
それは、コロナ対策で座席の間隔を空けているため、定員が少ないからです。
よって私は希望の時間帯には入れませんでしたが、次の回でなんとか席を確保することができました。
夫は私の家族ですが、それでも一つ席を空けて座ることになります。
二人で一緒に一つのポップコーンを食べる予定だったので、どうしようかと悩んだのも束の間。
二人の間の席にポップコーンが置けるではありませんか!
荷物も置けます!
そして反対側の隣には人がいません!
真後ろにも人がいません!
そうです、後ろの方に位置する『特別シート』並みに広々と使わせていただいているのです!
ポップコーンを食べていない時は常にマスクをしなければならないので、時々マスクをしたままポップコーンを口に押し付けたりもしましたが、
とても快適でした。
そこで思ったのですが、
映画館に限らずソーシャルディスタンスが当たり前の時代になっています。
コロナが終息した後、ギュウギュウで座ることは耐えられるのでしょうか?
ギュウギュウは大袈裟かもしれませんが。
少なくとも、町中の店頭から消毒液が消えることはないでしょうね。
飲食店は厨房だけでなくフロアのスタッフもマスクするのが義務になるでしょうし、
レジ前の透明シールドは外れない気がします。
今は店ごとに手作りのシールドが張られていますが、既成のものが普及し、新しい店舗には初期設定されることでしょう。
コロナ禍の一時的な対策だったはずが、こんなにも長引いていると、通常と感じます。
戻れない気がします。
良いのか悪いのかわかりませんが。
人間はこうして潔癖で弱い生き物になっていくんですね。
いくら体を鍛えても、小さな小さなウィルスには勝てません。
↓以前もこんな記事を書いていました。
なんだか楽しい映画の話が暗くなってしまいましたが、
コロナで特別になっていることに甘えて慣れたくない
というお話でした!